クランクベイトを投げてみたい!と思った初心者の方におすすめなのが、ダイワのピーナッツです。
バス釣り初心者の定番ルアーとしてのポジションを確立しており、その実力には定評があります。
筆者も、バス釣りに入門した時期、ピーナッツ2(当時の名称)を使用してバスを釣ることができました。
関東の野池でオカッパリをした経験をベースに、使ってみて感じた所感・インプレをご紹介します。
ピーナッツ概要

2020年の初夏、筆者が初めて購入した時は「ピーナッツ2」という名前でしたが、2022年6月に「ピーナッツ」に名称変更(リニューアル?)されました。公式サイトはこちら。
本記事は、2020年当時のピーナッツ2を使用した体験をベースとしています。
基本情報

タイプ | SSR SR DR DDR |
サイズ | 5cm |
重さ | SSR:8.6g SR:8.9g DR:9.2g DDR:9.5g |
潜行深度 | SSR:約0.5m SR:約1.0m DR:約1.5 DDR:約2.0m |
色数 | 10 |
フックサイズ | SSR:#6 SR:#8 DR:#8 DDR:#6 |
リングサイズ | #2 |
メーカー希望 本体価格 | 800円 |
上の表は、現行版「ピーナッツ」の情報です。
ピーナッツ2にはなかったDDRが追加され、さらにディープなエリアも攻略可能となりました。
また、ピーナッツ2は、当時の税込定価が792円でしたが、やはり物価の上昇と共に定価も上がりました。それでも、1,000円を切るプラグは格安と言えるでしょう。
サイズ感

ベイトタックルで投げるスタンダードなクランクベイトの中では、コンパクトな方だと思います。
O.S.Pのブリッツと比べると上の写真のような感じ。写真だと伝わりにくいですが、ピーナッツ2の方がスリムな体型。ちなみに両者とも9g。
釣果データ

使用ルアー | ピーナッツ2 SSR |
釣れた時期 | 7月上旬 |
累計釣果 | 3匹 |
最大サイズ | 32cm |
平均サイズ | 約24cm |
釣り場のタイプ | 野池 |
釣り場の水質 | マッディ |
まだバス釣りを始めて2ヶ月くらいの入門時期に、3匹連れました。
梅雨で曇っていて、けっこう活性が高かったようです。
使用タックル

ロッド | シマノ BASS ONE HG 1582-2 (90年代後半に購入) |
リール | シマノ BASS ONE XT 150 |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 14lb |
ロッドは中学生の時に購入して眠っていたもの。
リールは、シマノの入門機種を新たに購入しました。
ラインは安くて量の多いものを使いました。
ロッドの価格は覚えていませんが、1万円もしなかったはず。ロッドとリール合わせて1.5万円程度です。
その後、ロッドも新しくバスワンを購入しましたが、安くて丈夫な良いロッドだと感じました。

実績のあるルアーカラー

カラー | 釣果 |
チャートグリッター | 3匹 |
このチャート系のカラーは、茶色っぽいマッディウォーターとの相性が良いです。
ルアーアクション

投げて巻くだけです。巻くスピードは、速め。
ブリブリとハイピッチでウォブリングし、アピールしてくれます。
「餌だぞ」とアピールして誘うというよりは、リアクション(反射的バイト)で食わせる感じです。
釣れたポイント・レンジ

シャローエリアのヘラ台、岸際で釣れました。
わりと物が多くごちゃごちゃしている池なので、ヘラ台などの障害物に隠れていたバスがピーナッツのハイピッチなアクションとラトル音に気づいて、反射的にバイトしてきたのでしょう。
バイトのあった水深は30〜50cm程度だったと記憶しています。
ダブルフックチューン

3匹とも、フロントとリア共にダブルフックに交換したダブルフック仕様のピーナッツ2で釣りました。
当時はまだ、その池の地形や障害物の位置を把握しておらず、根がかりに苦しめられていたためです。
フッキング率は、上がることはないはずですが、極端に下がるとは感じませんでした。
使ってみて感じたこと
強風で活躍

けっこう強めの波動と音でアピールするので、風が強く水面が波打っているような状況で釣れやすいと感じました。
静音無風では、アピールが強すぎて過度にプレッシャーを与えてしまうようです。
実際に、風が強く吹き始めたタイミングで急にバイトが増えました。
茶色い濁りにはチャートカラー

その他のカラーも投げてみましたが、チャート系のカラーへの反応が良いようです。
筆者の頭の中で、「茶系の濁り→チャート系を投げるべし」とインプットされる体験でした。
速めに巻くべし

少なくとも、暖かくて活性の高い時期は、けっこう速めに巻くべし。瞬時に飛び出してきて食いミスる場面をけっこう目撃しました。
ちなみに、3匹目は足もとで釣れたのですが、なんと2回連続バイトしてきました。1回目は食いミスで乗らず、念のためもう一度同じコースを巻いたら再度バイトし、釣れました。
おわりに
ピーナッツは、プラグながら税込定価で800円台という価格設定が魅力。これは、入門者・初心者にとっては非常に助かるポイントです。
一つと言わず、水質に合わせて2-3色くらい持っておきたいところです。
安いので、根がかりを恐れず攻めの釣りができるのも大きな魅力。
強風や濁りがあっても大丈夫です。
筆者のように、梅雨・曇り・風といった好条件がそろえば、入門者でも釣れるでしょう。
参考記事
もっと機能的なクランクベイトなら、O.S.Pのブリッツがよく釣れておすすめ。

弟分のタイニーピーナッツは、スピニングタックルで投げられます。
