【実釣インプレ】タイニーブルドーズ いちばんウザい天敵、来たる

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タイニーブルドーズは、クランキングできるギル系の小型ビッグベイト。

バスの天敵であるブルーギルにそっくりで、バスにとって、こんなにもウザったいルアーはないはず。

タイニーブルドーズを巻くと、バスの「怒り&捕食スイッチ」を入れて釣ることができます。

本記事では、タイニーブルドーズで実際にバスを釣ってみた筆者が、このルアーの特徴、使い方、使ってみて感じたインプレをご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

タイニーブルドーズ 概要

ブランドDeps
デプス
ルアー名TINY BULLDOZE
タイニーブルドーズ
タイプFLOATING LIP model
フローティングリップモデル
長さ
(サイズ)
100mm
重さ3/4oz
ラトルラトルイン
税込定価 3,080円
発売時期2020年11月
フックサイズ#5
スプリットリングサイズ#3
ソース:デプス公式サイト(2023年8月9日時点の情報)

特徴

サイズ感

小さな野池や水路で頻繁に見かける、小型ブルーギルのサイズ。

この、手のひらサイズのギルは、本当によく見かけます。

ジョイントボディ

ジョイントボディにより、クネクネとしたリアルな泳ぎを実現。

また、一つ上のレベルでウザい動きを演出します。

胸ビレ&尾ビレ

胸ビレと尾ビレは、PVC(ポリ塩化ビニル)素材。

硬めの樹脂のような感じです。

胸ビレは、少なからず水に対する抵抗を生んでいる印象。

ポリカーボネート製リップ

しっかり潜り、しっかり水を噛む、大きめのリップが、クランキングを可能に。

障害物回避性能にも優れています。

重さ

重さ

約23g

自分で計量してみたところ、グラム表記では上記の通り。

釣果データ

使用ルアータイニーブルドーズ
釣れた時期8月上旬
累計釣果1匹
最大サイズ33cm
平均サイズ33cm
釣り場タイプ小規模河川(水路)
釣り場の水質マッディ

タイニーブルドーズと同じサイズのブルーギルが、わらわらと泳いでいるフィールドにて、1匹。

長さはないんですが、ブリブリとしたコンディションの良い1匹でした。

使用タックル

ロッドメジャークラフト
バスパラBXCT-705H
リールシマノ
SLX MGL 70XG
(エキストラハイギア)
ラインダイワ
BASS Xナイロン 20lb

ロッドはバイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)を使用。

11〜42gのルアーに対応した、H(ヘビー)クラス。

かなり大きめのクランクベイトと同等のウェイト・巻き抵抗なので、ヘビークラスで違和感ないと感じます。

バスパラ振り出しモデルのインプレはこちら

ラインは、ナイロンの20ポンド。

けっこう重いルアーですし、喰ってくる魚のサイズも大型になるので、太めにしています。

ルアーアクション

リトリーブ(ただ巻き)

釣った時は、ただ巻きでした。

クランキングとしては、遅くもなく速くもない速度。

水路の対岸にキャストし、巻いてきて潜らせて、巻き終わりに近づき浮上を始めるくらいのタイミングで、斜め下から飛び出してきてバイトしました。

クランクベイトと同様の使い方で釣ることができます。

浮上アクション

もう一つ使っているのは、グリグリ巻いて沈めてから止めて、プカーっと浮かせる浮上アクション。

これではまだ釣れていませんが、バスからのチェイスは多いです。

このぷかーっと浮いてくる動きは、本物のギルが水面まで上がってくる時の動きにソックリ。

潜行深度

クランキングによるストレートリトリーブでは表層から1.3mレンジまでをトレースすることができます。

引用元:デプス公式サイト製品情報ページ

デプス公式では、最大1.3m程度とされています。

筆者の場合、ナイロン20ポンドで1m弱くらいという印象でした。

ただ、ロッドの角度である程度は調整可能なので、水深1mもないシャローエリアで、表層〜中層くらいを潜らせています。

実績のあるルアーカラー

ナチュラルゴーストギル
カラー釣果水質
ナチュラルゴーストギル1匹マッディ

カラーといよりは、フォルム、全体的なウザさでアピールして釣れたと思います。

ですが、やはり気に入ったカラーや釣れそうなカラーを投げるのは大事ですね。

使ってみて感じたこと

ウザったいアクション

初めて泳がせてアクションを確認したとき、「うわ、うぜえ・・・。」と感じました。

ブラックバスの気持ちになってみて、感じたことです。

  • いつも見かけるブルーギルのサイズ
  • クネクネ動くジョイントボディ
  • 強い水押しと波動
  • カタカタうるさいラトル音

上記のようなアピール力の強いアクション。

なんかクネクネ・ブルブルに連動して、ラトル音が強めで、ウザさに拍車をかけているんですよね。

もし自分がブラックバスだったら、コイツが縄張りに侵入してきたら相当ウザいです。かなりです。

間違いなくバスをイラつかせるアクション

絶妙なサイズ感

小さな野池や水路がメインフィールドなので、このサイズ感は絶妙。

暖かい時期は毎日のように見かけるサイズです。

40アップにとって捕食サイズ
30アップにとって威嚇サイズ

上記のようなイメージかなと。

いずれにせよ、射程距離に入れば、なんらかのアクションを引き出せるサイズ感です。

威嚇バイトを誘発できる

前述の通り、ウザいというのを強調してきました。

筆者が釣ったのは、かなりコンディションの良い33cm。

ギリギリ口に入るか入らないか、といったサイズ。

釣れたのはオーバーハング近くのブレイクで、段差があって急に深くなっている場所でした。

おそらく、縄張りのボトムに潜んでいたところ、非常にやかましい奴が侵入してきたので、排除しようとしたのでしょう。

自分がバスだったら、あのウザさは、同じく排除してますね。

個人的には、捕食ではなく、威嚇バイトだったと思っています。

ピンスッポットで攻められる

クランキングで広範囲を探るのはもちろんですが、ピンスポットの釣りにも使えるでしょう。

筆者がそうでしたが、数多くの実績がある、ここぞというオーバーハング近くのポイントで使ってみたところ、釣ることができました。

水面で餌をとるブルーギルをイメージしたデッドスティッキングや浮上アクションであれば、さらに時間をかけてネチネチ誘えます。

おわりに

タイニーブルドーズは、ブルーギルがいるフィールドであれば、何も考えずにとりあえず投げてみましょう。

個人的には、小規模フィールドにマッチしたサイズ感が非常に魅力的。

威嚇と捕食の両方で誘えます。

やはりそこは、ブルーギル。バスの本能を刺激します。

卵を襲ってくる天敵であり、捕食の対象です。

バスの気持ちになって、ウザさで攻めてみましょう。

同じデプスの小型ビッグベイト「スライドスイマー115」は操作が楽しいルアーです。

スライドスイマー115のインプレはこちら

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