【実釣インプレ】3.6″フリップコギルはデカバス狙いの喰わせワーム

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ギル系ワームは、デカバスを狙えるアイテムのひとつ。

ノリーズの「3.6インチ フリップコギル」も例外ではなく、良型が釣れる喰わせのワーム。

大型のマス針とネイルシンカーを使ったネコリグであれば、ギル系ワーム初心者でも40アップを釣ることが可能です。

このフリップコギルを使い、オカッパリで実際にバスを釣ってみました。

本記事では、フリップコギルの特徴、ネコリグで使ったフック・シンカー、動かし方、使ってみた所感をご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

3.6”フリップコギル 概要

ブランドノリーズ
NORIES
ルアー名3.6インチ フリップコギル
3.6”FLIP KOGILL
サイズ(長さ)3.6インチクラス/92mm
入数5個
メーカー希望
本体価格
750円
ソース:ノリーズ公式サイト(*2023年7月30日時点の情報)

推奨フックサイズ

オフセットフック#3/0
マス針#3/0

オフセットフックは、公式サイトに記載あり。

マス針については、ノリーズ代表の田辺哲男さんが、動画内で使っているサイズ。

重さ

5匹
一つあたりの重さ

約11.2g

サイズ感・フォルム

ワイド&フラット型ギル系ソフトベイトが「フリップギル」。

引用元:ノリーズ公式サイト製品情報ページ

他社の定番的なギル系ワームと比較してみても、やはりワイドでフラット。

厚さは、ドライブSSギル3.6″とブルフラット3.8″の半分近い薄さ。

ブルフラットやドライブSSギルのように、「片面のみフラット」という仕様ではなく、両面ともフラット。

テールは、カエルを連想させるツインテール。

重さの比較

ワーム名重さ
3.6″フリップコギル約11.2g
ドライブSSギル3.6″約13g
ブルフラット3.8″約14.4g
*筆者による計量

横幅はあるものの、かなり薄いので重さは抑えられています。

釣果データ

使用ワーム3.6″フリップコギル
使用リグネコリグ
釣れた時期7月下旬
累計釣果1匹
最大サイズ42cm
平均サイズ42cm
釣り場タイプ小河川(水路)
釣り場の水質マッディ

水路では、かなりギルが活発で、頻繁に姿を見かけました。

まだギルネストがあったのかもしれません。

とりあえず、ギルがかなり多いフィールドで、良型を釣ることができました。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル 666TMB
リールシマノ 
SLX MGL 70(ノーマルギア)
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 14lb

ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。

5g〜18gのルアーに対応したバーサタイルロッドです。

仮に3.5gのシンカーと合わせても15g以下なので、十分に対応可能。

ラインは、ナイロンの14lb。

やはり大きめのバスを想定して、最低14ポンドは欲しいところ。

ネコリグ

田辺哲男さんのマネ(動画)をして、ノーシンカーワッキーリグも試してみたのですが、自分の中で理想的な動きを出せませんでした。

ネイルシンカーを入れたところ、「これだ!」というアクションに変化。

初使用でいきなり良型が釣れました。

使用フック・フックサイズ

フックは、RYUGI(リューギ)のヘビーガードタリズマン。

フックサイズは、#3/0

重量級の魚に備えて、大型フックを用意しましょう。

根掛かりを回避しやすいヘビーガード仕様を使いました。

フック自体がけっこう太くて頑丈な造りです。

40アップの分厚い口をガッツリと貫通していました。

ネイルシンカー・ウェイト

スタジオワンハンドレッドのタングステンネイルシンカー。

ウェイト(重さ)は、3/63oz(約1.3g)

ネコリグの時は、だいたいこのシンカー使ってます。

理由は、安いから。

実績のあるカラー

アルビノギル
カラー釣果
アルビノギル1匹

マッディウォーターでの釣りが多いので、まずは明るめのカラーで試してみました。

このカラーは、濁った水の中でも視認性が良くておすすめ。

ルアーアクション

中層スイミング

スイミングといっても、「ただ巻き」ではなく、ロッドを上下に動かしながら、ゆっくり巻きました。

ワームはボトムまでつけずに、ボトム付近から表層を上下に移動させる感じ。

STEP
チョンチョンっとロッドでしゃくり上げる
STEP
フォールさせる
STEP
着底前にまたしゃくり上げる

これを2〜3回繰り返してたところ、フォールのタイミングでラインが横に走りました。

使ってみて感じたこと

ギル系ワーム初心者はネコリグがおすすめ

筆者は何を隠そう、ギル系ワームで釣った経験がありませんでした。

(ドライブSSギル2インチで小バスを釣っただけ・・・。)

以前、ドライブSSギル3.6インチで何度かバイトがあったのですが、しっかりとフッキングできず、乗らなかったり、バラしてしまったり、苦手意識があったのです。

田辺哲男さんが、動画でフリップコギルにマス針を使っており、「これなら自分にもできそうだ」と感じたのでした。

コレ

動画を見て、数日後にはコレです。

やはり、マス針の方がフッキングは簡単でした。

操作を楽しみたい人はネコリグを試すべし

これは、マス針を使って中層をスイミングさせる場合の話。

上の方でも少し触れましたが、ノーシンカーワッキーを試したところ、フォールにすごく時間がかかるし、自分の理想の動きが出ませんでした。

ネイルシンカーを頭に差しこんだところ、「おお!これだ!」という動きに。

中層で常に上下に動かし続けるのが楽しく、また、ノーシンカーよりはテンポよく探れるので、個人的にはネコリグの方が面白いと感じました。

ただ、田辺哲男さんは、ノーシンカーワッキーで57cmを釣ってます。さすが。

合わせるのはワンテンポおいてから

釣ったときは、ラインが横に走ったのを確認してからフッキングができました。

いっぽうで、翌日に再度バイトがあったとき、確実に「ガツ!」っときたので、すぐさまフッキングしたところ、マス針だけ戻ってきました。

おそらく、咥えたていたけど、針先までは咥えていなかったのかと。

フリップコギルはかなりワイドボディなので、焦らずワンテンポおいて様子をみた方がよさそうです。

「魚が小さかったから、一口で飲み込めなかったんだな。きっとそうだ。」と自分に言い聞かせました。

40アップなら、ひとくちでいけるはず。

飛距離は全く出ない

ワイド&フラットなボディの弱点ですね。

風の抵抗を受けすぎて、力を込めても全く飛びません。

その名の通り、フリッピングでのショートキャストで使うのがベター。

着水音は控えめで良し

ボディに厚みがなく、重量感もないので、着水音はかなり控えめ。

魚に警戒心を与えずに済みそうです。

水押し・受ける水の抵抗も大きい

ワイドなボディなので、風だけでなく、受ける水の抵抗もかなり大きいです。

ネコリグで中層をリフトする時も、かなりの水圧がかかり、重く感じます。

そして、水押し。

力強く水を押し、大きな波動を発します。

小規模フィールドでのデカバス狙いに

小さな野池や水路で釣りをすることがほとんどなので、筆者にとっての「デカバス」とは、40アップのこと。

こういった小さな釣り場でデカバスを狙うには、ちょうどいいサイズ感。

さすがに、このワイドボディだと、20cm台は食ってこれないかなと思います。

この水路は、かなりブルーギルが多いなとは感じていたので、マッチ・ザ・ベイトだったはず。

おわりに

3.6インチフリップコギルは、初めてのギル系ワームにおすすめ。

特に、大型のマス針を使ったネコリグなら、筆者のような初心者にもチャンスあり。

釣り場にギルがいるなら、投げてみることをおすすめします。

デカバスにとって、食べ応えのある喰わせワームです。

ブルーギルのプラグもかなり面白いです。

似たような小型ギルであれば、デプスのタイニーブルドーズがおすすめ。

タイニーブルドーズのインプレはこちら

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