【実釣インプレ】NZクローラーJr.で水面爆発 記憶に残る1匹を釣る

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トップウォーターの釣りは、豪快に水面を割るバイトが魅力。

その中でも大型の羽根モノ、いわゆるデカハネに誰しも一度は憧れるはず。

デプスの大人気デカハネである「NZクローラーJr.」をオカッパリで使い、バスを釣ってみました。

使ってみたインプレをご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

NZクローラーJr.概要

ブランドdeps(デプス)
商品名NZ CRAWLER Jr.
エヌゼットクローラージュニア
サイズ/長さ96mm(ボディ)
重さ1oz class
フックサイズ#4
スプリットリングサイズ#3
定価(税込)5,390円
リリース時期2019年10月
ソース:deps公式サイト(*2023年5月30日時点の情報)
サイズ感
同じ9cm台でもボリューム感が違う

ボディの長さは9.6cmですが、ワイドボディのため、かなりボリューム感があり存在感は抜群。

特徴
扁平形状

上半身はナマズをイメージしているような扁平形状。平たい頭をしています。

上の写真は、筆者が釣ったナマズとの比較。完全に一致していますね。

連結ボディ

2連結ボディ。デカハネでありながらジョイント系ルアーでもあります。

ブレード付き

お尻の部分にはコロラドブレードがついており、光と音でアピール力を増加させています。

ウイングのチューニングが可能

ウイングが開く幅やひねり角度を調整することにより、自身の好みのアクションに調整が可能。

釣果データ

使用ルアーNZクローラーJr.
釣れた時期7月
累計釣果1匹
最大サイズ40cm
平均サイズ40cm
釣り場のタイプ野池
釣り場の水質マッディ

雷が鳴るほど荒れていた夏の日。

嵐が収まり、シトシトと小雨がパラつくなか、人生初の40アップを釣ることができました。

使用タックル

ロッドシマノ
バスワンXT 1610H-2
リールシマノ
SLX MGL 70XG
(エクストラハイギア)
ラインダイワ
BASS X ナイロン 14lb

ジョイクロ128など1oz前後を投げる時に使っているタックルでした。

エクストラハイギアのリールは、ジョイクロ128に合わせたもの。

チューニングは無し

チューニングはしていません。釣った時も現在も、ノーマル仕様です。

ルアーアクション

ただ巻きによるクロールアクションで釣りました。

記録用に撮影したGoProで確認する限り、巻く速度は遅くもなく速くもない普通の速度

梅雨の7月、活性が高い時期でしたので、スローに焦らして誘うのではなく、クロールアクションでしっかりアピールするように誘ったところ、水面が爆発しました。

釣れたポイント

イメージ

マッディウォーターで水中は見えにくいのですが、船が沈んでいるのを知っていたので、沈船の真上に着水させ、船に沿ってクロールさせたところ下からバコン!と出ました。

釣れた要因・考察

ボウズを頻繁にくらう、1匹釣れれば御の字のハイプレッシャーな野池ですが、初心者ながら40UPが釣れました。

これは、かなりの好条件が揃っていたためだと推測します。

要因その1:梅雨

一個人の経験的には、梅雨はかなり釣れやすい時期だと感じています。

気温・水温は高いながら、強烈な日差しがないため魚がバテることはなく、元気いっぱいな印象。

また、雨が水中の酸素量を増加させ、さらに釣り人の気配を消してくれます。

要因その2:天気

当日は、が鳴る不安定な天気でした。

雨や雷がある間は車の中で待機し、雷が止んで小雨になった直後に再び投げはじめ、釣ることができました。

気圧の変化が魚の活性を上げていたのでしょう。

要因その3:時間帯

釣れたのは18:40頃

7月なのでまだ明るかったですが、夕マズメですね。

要因その4:プレッシャー

普段は人が多い野池ですが、荒天ということもあって、釣り場には筆者ともう一人、2人だけでした。

雷と雨が強い時間は2人とも車で待機していたため、一時的にプレッシャーが下がっていました。雨で気配を感じにくいこともあり、バスの警戒心が緩んでいたのでしょう。

要因その5:風

釣れた時は無風でした。一般的に、バス釣りにおいて風はプラスと考えられていますが、トップウォーターの場合はそうとは限らないと思います。

風が無く水面が波立っていない方が、クロールアクションによる波紋や音に気付いてもらいやすいはずです。

使ってみて感じたこと

その1:音と光のアピール力
ウイングとスクリューが当たりスクラッチ音が発生する

ルアーケースから取り出して投げるまでの間でも感じますが、動かしていると常にカチャカチャと音を立てています。

公式サイトでも説明されていますが、ウイングがスクリューにぶつかったり、お尻についたブレードがフックやボディにぶつかるため、スクラッチ音が発生します。

この、おとなしくできない体質が、釣れる要因の一つなのでしょう。

その2:連結・ワイドボディによるアピール力

泳がせるとボディを左右に振りながらクロールし、ジョイントルアーならではのユニークなアクションを演出します。

ボディの幅が広いので、水中のバスからはけっこう大きめのシルエットと波紋が見えていることでしょう。

存在感でアピールできます。

その3:立ち上がりに少し時間がかかる

あくまで筆者のタックルでのことですが、着水からクロールアクションに入るまでの、立ち上がりに少し時間がかかる印象です。

着水後、巻き始めると、ウイングを開いたまま50cm近く水面をスーっと移動してから、やっとクロールを始める感じです。

その4:記憶に残る1匹が釣れる

筆者は運良く40cmの良型が釣れたので、やはり水面が爆発するようなド派手なバイトが記憶に残っています。

その後、他のルアーでムチムチの48cmを釣りましたが、あの水面爆発を超える興奮はありませんでした。

この水面爆発の様子は、たまたまGoProで撮影していたので、たまに見返して楽しんでいます。

おわりに

NZクローラーJr.は、1ozクラスのため、ビッグベイト専用の高級ロッドは必要ありません。筆者は8,000円くらいのロッドで釣りました。

ぜひ、初めてのデカ羽根にNZクローラーJr.を使ってみてください。

筆者のように活性の高い時期に釣る場合は、特にチューニングなどは必要なく、ノーマル仕様のまま普通のスピードで巻くだけです。

好条件が揃えば、水面爆発が味わえるかもしれません。

小型の羽根モノもけっこう面白いです。

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