あなたの相棒、スーパーカブ。ピカピカの車体の方が、乗っていて気持ちがいいですよね。
本記事では、スーパーカブ110(JA07)に乗っている筆者が、洗車における注意点、必要なグッズ、洗車手順についてご紹介します。
*極力、スーパーカブ110(JA07)の取扱説明書に記載の通りに洗車することを心がけ、さらに自分なりに調べてみて、良いと思える手順やアイテムを加えてアレンジしています。
カブ洗車時の注意点
高圧洗浄機の使用は避ける

水圧が強すぎて、塗装やステッカーが剥がれてしまったり、入ってはいけない部分に水が入ってしまう恐れがあります。
車体が熱くない時に洗う

走った直後、まだエンジンやマフラーが温かい時は、まず冷ますべし。
火傷の危険性があるのと、車体が熱い状態で急に冷やされると、エンジンなどにダメージを与えます。
水をかける際に注意すべき部分
右サイドカバー

中に書類や携帯工具を収納している方が多いと思います。
水が侵入する恐れがあるので、水のかけ過ぎには注意。
エアクリーナ

前輪の後ろにエアクリーナがあります。水が入らないように注意。
エアクリーナに繋がる穴をガムテープで塞いでおくと安心。
ブレーキ制動部分・ラバーブーツ


ブレーキ制動部分とラバーブーツも、直接水をかけるのは避けましょう。
マフラー

こちらも水が入らないように注意。ガムテープなどで塞ぐと安心。
可動部・電装部品

取扱説明書には、可動部や電装部品に水がかかると、故障の恐れありと記載あり。

エンジンまわり、シート下のバッテリー付近など、常識的に考えて水をかけない方がいいなと思う部分は、なるべく水のかけすぎには注意しましょう。
必要なもの
中性洗剤 or カーシャンプー

ブランド | シュアラスター |
商品名 | カーシャンプー1000 |
内容量 | 1リットル |
対応色 | 全色対応 |
コンパウンド(研磨剤) | なし |
タイプ | 希釈タイプ(薄めるタイプ) |
使用回数目安 | 中型のクルマ約20台分 |
洗剤はクルマ用のカーシャンプーでもOK。
人気があるシュアラスター社の製品を使っています。
1リットルの大容量でお得。スーパーカブなら50回以上は洗車できそうです。
スポンジ

ブランド | ソフト99 |
商品名 | 洗車スポンジ リッチ&ソフト |
JANコード | 4975759041559 |
内容 | 1個 |
成分材質 | ポリウレタン |
やわらかい素材できめ細かい泡立ちのため、車体へのダメージを軽減してくれます。
実際、かなり柔らかくて泡立ちが良いです。
拭き取り用の布

ブランド | ユニ工業株式会社 |
商品名 | ユニセーム |
素材 | PVA(ポリビニルアルコール) |
用途 | 洗車後のボディやガラスの水分の拭き取り。 |
水分を拭き取る専用の布。
実際、拭き取った後に水滴がほとんど残りません。おすすめです。
バケツ

水とカーシャンプーを入れて泡立てられればどんなバケツでも大丈夫でしょう。
ちなみに、筆者は適当に10リットルを購入しましたが、カブの洗車なら5リットルでも十分だと思います。
シャワー付きホース

こちらは自宅にあったタカギ製のもの。
あまり勢いが強いと良くないので、シャワーに切り替えできるタイプのものが良いでしょう。
布ガムテープ

マフラーや鍵穴など、水の侵入を防ぎたい部分に貼ります。
洗車用ウェットシート

水をかけづらい場所の汚れを拭き取るのに便利です。
準備
水の侵入対策
心配な方は、上で紹介した注意すべき部分にガムテープを貼るなどして、水の侵入を防ぐ処置をしましょう。



カーシャンプーの準備

カーシャンプーであれば、水とシャンプーの割合が記載されているはず。
シュアラスターの場合、キャップ4杯対して水4リットル。しかしこれは車の目安。
洗車の手順


水をかけてスポンジで汚れを落とします。



水だけでは落ちない汚れは、中性洗剤やカーシャンプーを使って洗います。



柔らかい布で水分を拭き取ります。筆者の場合はユニセームを使っています。

水をかけづらかった場所や、ガムテームを貼っていた部分を拭き取りました。
*取扱説明書には、洗車後に各部への注油とワックスがけを推奨する文言がありますが、本記事ではここまでとします。
before & after


白いカウルのため汚れが目立っていましたが、しっかり汚れが落ちました。
まとめ
本記事の要点を整理すると下記の通り。
洗車時の注意点 | 車体が冷めた状態で洗う 高圧洗浄機の使用を避ける |
水に注意する場所 | 右サイドカバー エアクリーナと繋がる穴 ブレーキ制動部分とラバーブーツ マフラー 可動部・電装部品全般 鍵穴 |
必要なもの | カーシャンプーまたは中性洗剤 洗車用スポンジ 水分を拭き取る布(柔らかい布) バケツ(5Lで十分) ホース+シャワー 布ガムテープ 洗車用ウェットシート |
おわりに
カウルの目立つ汚れを落とす程度であれば、10-15分程度で終わります。
ちょっと手間ですが、心配な方はガムテープで穴や隙間を塞いで洗車すると安心。
ブレーキ周り、エンジンまわり、車体の底なども入念に掃除するのであれば、洗車用ウェットシートや捨てても良いタオルや布でじっくり洗うと良いでしょう。
参考記事

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