HMKL(ハンクル)のジョイントミノー「アライブベイト」は、その名の通り、まるで生きているようなリアルなアクションが魅力。
5連結ボディがヘビのようなニョロニョロとした動きを実現させています。
関東でのオカッパリ釣行でニョロニョロさせてバスを釣りましたので、この経験をもとに、ウェイトチューンをはじめとした使い方をご紹介します。
HMKLアライブベイト概要

基本情報
メーカー/ブランド | HMKL (ハンクル) |
商品名 | ALIVE BAIT (アライブベイト) |
サイズ | 14cm (テール除く本体のみは12cm) |
タイプ | フローティング |
重さ | 16.5g |
フックサイズ | 前:#4 後:#6 |
定価(税込) | 4,290円 |
備考 | スペアテール1個付き |
サイズ感

長さは14cmとそこそこありますが、ボディは細身なのでボリューム感は多少抑えられている印象。
細身であるため、ジョイント”ミノー”なのでしょう。

ジョイクロ128、バイオベックスのジョイントベイト110SFと比べると、体高が低く細長いシルエット。
特徴
5連結ボディ

あまり、というか今まで?見たことない5連結ボディ。
これがリアルなアクションの秘訣でしょう。短めの蛇のようです。
2つのアイ

トップウォーターを引くための鼻先のアイと、アンダーウォーター約50cmを引くためのヘッドのアイを使い分けることで、様々な状況に対応できます。
引用元:HMKL公式サイト製品情報ページ
とのこと。レンジコントロールがしやすくなっています。
釣果データ


日にち | 時間 | 天気 | 風 | 表水温 | 魚のサイズ | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアー カラー | チューニング | アクション |
11/25 | 14:24 | 晴 | 弱 | 10.8℃ | 45cm | 河川A(小) | 濁っている | 岸際(ブッシュ下) | 70-80cm | 有頂天ギル | スローシンキング仕様(ウェイトシール0.55g×2枚+0.25g×1枚) | ただ巻き(遅め) |
寒さがかなり厳しくなってきた11月下旬に、小場所としてはかなり大型の魚が釣れました。
使用タックル

ロッド | メジャークラフト バスパラ BXCT-705H |
リール | シマノ SLX MGL 70XG (エキストラハイギア) |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン16lb |
自転車・原付バイク移動なので、携帯に便利なテレスコロッド(振り出し竿)を使用。
アライブベイトは、ただ巻きでの使用がほとんどかと思いますので、リールはハイギアでなくても大丈夫だと思います。
ラインは、いつも安物を使っています。このくらいのボリュームのルアーを投げるなら、16lbあると安心でしょう。
ウェイトチューン
筆者はウェイトシールを貼ってスローシンキング仕様にして釣りました。筆者の例をご紹介します。
そろーりと、かなりゆっくり沈む感じです。
*ルアーの沈み方は、ラインの種類・太さ、水温、水流の有無などによって異なりますので、ご自身の条件に合うように微調整してみてください。
使用ウェイトシール

BIOVEXの「ウェイトシール」を貼っています。
Mサイズ(0.55g)を2枚とSサイズ(0.25g)1枚、合計3枚を貼っています。
サイズのラインナップも豊富で使いやすく、おすすめです。
ウェイトシールを貼る位置

筆者の場合は下記の通り。
ボディ | ウェイトシール |
1番目 | Mサイズ(0.55g)×1 |
2番目 | Mサイズ(0.55g)×1 |
3番目 | なし |
4番目 | Sサイズ(0.25g)×1 |
5番目 | なし |
マーカー(目印)

筆者のアライブベイトは「有頂天ギルカラー」で、背中がダーク系の色です。
魚を釣った時は昼間のピーカンで、マーカー無しでも見やすかったのですが、夕方に見づらさを感じたので、その後マーカーを貼りました。
自分の好みの大きさにカットできるティムコのルアーインディケーターがおすすめです。
使用したフィールド

関東の田園地帯にある小さめの川です。水質はマッディ。釣れた時は灰色っぽい濁りでした。水の流れは緩やかで、変化に乏しい川です。
ルアーアクション

遅めのただ巻きで釣りました。
川の流れに逆らって、護岸沿いの際に沿って、水深30〜40cmくらいをキープしながら、ゆっくりと、ニョロニョロと泳がせました。
岸際に生えている薄いブッシュの下らへんを通していると、下から突き上げるようなバイトがありました。

ちなみに、アイは二つありますが、筆者は鼻先の方のアイにスナップを通して使いました。
11月下旬は、おそらくボトムにいるだろうと予測し、なるべく中層・下層を引けるようにしました。
使ってみて感じたこと・注意点
*あくまで筆者が使用したタックル、ウェイトチューン、フィールド、おかっぱり等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
存在感とアピール力は高い

細身とはいえ、14cmの長さでニョロニョロ動くので、けっこう存在感とアピール力が高いと感じます。
5連結ボディのアクションは秀逸

ルアーの名前の通り、まるで生きているようなリアルな動きです。長めの5連結ボディが成せる技でしょう。
ウェイトチューンは必須

ウェイトチューンは必須です。ウェイト無しでの動きは、かなり悪かったです。
スレバスにとっても新鮮?

アライブベイトはまだ新しいルアーで、流通量はさほど多くないでしょう。
おそらく、アライブベイトを見たことあるバスは少ないはず。
ニョロニョロした独特のアクションがリアルに感じられ、本物の魚だと思い込んでバイトしたのかもしれません。
おわりに
HMKLアライブベイトは、5連結ボディのニョロニョロアクションが魅力のジョイントミノーです。
細身ですがアピール力抜群。45cmのバスをも騙す生き物のようなリアルさです。
ウェイトチューンは必須ですが、自分なりのカスタムを楽しんで釣れた時の喜びは格別です。
みなさんもぜひ、ニョロニョロしてデカバスを釣ってください。
参考記事
↓同じニョロニョロ系のBIOVEXジョイントベイトもよく釣れます!