偏光サングラスは、バス釣りにおいて釣果を左右する重要なアイテムです。
偏光サングラスがあるのと無いのとでは、見える世界、得られる情報、得られる魚の数が変わってきます。
機能性を重視する方におすすめしたいのが、TALEX(タレックス)の偏光サングラス。光をカットする偏光レンズを専門にしているメーカー。
筆者はかれこれ4年近く、タレックスの偏光サングラスを愛用してきました。
本記事では、TALEXレンズの偏光サングラスを使っている筆者が、使用してみての所感、メリット・デメリットをお伝えします。
“偏光”サングラスとは?
偏光サングラスの特徴は、下記の通り。
- レンズに特殊なフィルターが使用されており
- 紫外線(UV)カットに加え
- 余計な光をカットする遮光性能が高い
水中の様子がよく見える
最初の数週間は裸眼で釣りをして、その後、偏光サングラスをかけて、いつもの池に行ってみました。
すると、そこには別世界が広がっていました。
いつもは光が反射してただ白いだけの水面が、見事に遮光されて池の中が丸見え状態。
底に沈んだ石や障害物、水草、泳ぎ回るブルーギルの群れ、知らなかった世界が広がっていたのです。
偏光サングラスを使って得られる情報
バスがどこにいるか
バスがいる場所に確実にルアーを投げることができ、場合によってはサイトフィッシングも可能。
水深はどれくらいか
クリア〜ステインな水質であれば、水深を把握した上でのルアーセレクトが可能に。
どのような障害物があるか
バスのいそうな障害物を把握し、根がかりも防止できる。
バスが何を食べているか
バスが普段何を食べているか、餌となる小魚・甲殻類等を把握した上でルアーセレクトができる。
ルアーにバスがどう反応するか
ルアーに対してバスがどう反応してどう動くのか目視で確認できる。
まとめ
結論としては、これらのプラスの要素が重なり釣果にもプラスに影響する、ということ。
偏光サングラス 概要
筆者が使っっているレンズとフレームについて紹介します。
偏光レンズ
ブランド | TALEX(タレックス) |
レンズの種類 | イーズグリーン |
イーズグリーンの特徴 | 朝まずめ、夕まずめ、曇りや雨といった、光の少ない「ローライト」で見やすい |
TALEXメーカー保証 | ・レンズの不具合は無料交換 ・自身の過失によるレンズの破損は半額で交換可能 ・保証期間は購入日から1年間 |
- 株式会社タレックスのブランド
- 同社は1938年の日本企業
- 偏光レンズを専門に扱うメーカー
筆者は、メガネ専門店でタレックスのレンズとフレームを購入したのですが、そこの店員さんが、
タレックスは偏光レンズを専門にしていて、自社製品にかなり自信を持っており品質が良い
と言っていました。
フレーム
ブランド | Ray-Ban(レイバン) |
フレーム品番 | RB4258F 601/80 |
サイズ | 52-20 |
Ray-Banメーカー保証 | ・フレームの不具合は無償修理または交換 ・保証期間は購入日から2年間 |
フレームは、アイウェアで有名なレイバン。
釣り用のサングラスは見た目がイマイチなイメージがあったので、なるべくオシャレなものを選んでみました。
メガネ専門店で、レイバンのサングラスの、レンズ部分だけをタレックス偏光レンズに交換してもらいました。
価格
価格は2020年当時なうえ、正確な数字を忘れてしまいましたが、ざっくり下記のようだったと記憶しています。
タレックスレンズ(イーズグリーン) | 1.5万円弱 |
レイバン サングラス | 約2万円 |
レンズ+フレーム合計 | 3.3万円 |
有名なバスプロも愛用
1 | デプス 奥村和正さん |
2 | O.S.P 並木敏成さん |
3 | 10FTU 伊豫部健さん |
4 | ノリーズ 田辺哲男さん |
5 | 藤田京弥さん |
有名なバスプロの方々も愛用しており、タレックス公式サイトには各人のレンズに対するコメントも掲載されています。
実際のTALEXイーズグリーンの見え方
とある河川で釣りをした際に撮影した写真(上)をご紹介します。
イーズグリーンに適した曇りの日でした。
この通り、全然違います。見事に遮光されていますね。
中央に写っているのは亀ですが、亀も沈んだゴミ等もはっきりしています。
釣果にも直結
この日は、どんよりした曇りで、ローライトに強いイーズグリーンレンズのおかげで水中がよく見えました。
TALEX偏光レンズのおかげもありバイトする瞬間が見え、この年の初バスをGETできました。小さいけど・・・。
使ってみた感想
個人的には今や必需品となっており、バス釣りの際は100%使用しています。
光量の多い晴天時は多少効果が落ちると感じますが、曇りや雨といったローライト時には水中が本当によく見えます。
水中の状況はもちろん、バスの動きや反応を見られることで、釣果への影響も感じることができ、釣りがより楽しくなりました。
メリット
*イーズグリーンを使って感じたメリット
- ローライト時の視認性の高さ→釣果に直結
- マズメ時でなくても曇りならよく見える
- 晴れていても多少は遮光してくれる
ローライト時の圧倒的な強さ
晴れでも曇りでも雨でも、このイーズグリーンを使用中。
時々、「あれ?今日は見えバスがよく見えるな。いつもより水が澄んでるのかな?」と思う時があるのですが、後から「ああ、曇ってるからか」と気づくことがあります。
イーズグリーンは、ローライト時であれば、かなり見えやすいです。
デメリット
- 価格が高い
- 熱に弱いため保管方法に気を使う(車内放置厳禁)
- スマホ画面が少し見にくい
おわりに
偏光サングラスを使い始めてから、見える世界が変わり、釣果にも良く影響し、バス釣りがもっと楽しくなりました。
様々なメーカーがあるようですが、TALEXは偏光レンズを専門としており、その品質は信頼できると思います。
また、タレックスに限ったことではありませんが、サングラスがあると目の保護ができるので、安心感があります。
今では、釣行時の偏光サングラス着用率は100%です。
参考記事
もう少し安く済ませたいなら、スワンズの偏光サングラスもおすすめ。