釣りの足として購入したスーパーカブ110ですが、ツーリングに参加する機会を得て、友人のすすめでインカムを購入しました。
格安ながら高性能でオススメしたいインカムが、「FODSPORTS M1-S Pro」。
本記事では、この「Fodsports M1-S Pro」を使ってカブでツーリングに参加した筆者が、基本的な機能と、それらを実際に試してみたインプレをご紹介します。
FODSPORTS M1-S Pro 概要
ブランド | FODSPORTS |
商品名 | M1-S Pro |
主な機能 | ・最大8人同時通話 ・日本語音声案内 ・通話距離最大2,000m ・ノイズキャンセリング ・互換性対応(他社製品と接続) ・防塵防水 ・Bluetooth4.1対応 ・バッテリー残量音声通知 ・連続使用20時間 ・充電2〜3時間 |
生産国
製品パッケージに、中国製と記載あり。
使用した条件
エリア | 関東(千葉、埼玉、茨城、栃木) *主に都市部を走行 |
時間帯 | 10AM出発 6PM解散 |
参加人数 | 6名 |
バイクの種類 | 原付二種 4台 250ccクラス 2台 |
使用デバイス | M1-S Pro × 6台 |
接続・通話方法 | LINEグループ通話(6名時) ペアリング(2〜3名時) |
上記のような条件でツーリングし、インカムで接続・通話しました。
6人同時通話の音質は?
音声の質は特に問題はなし
M1-S Pro 6台で同時通話をした際は、全員がBluetoothでスマホに接続し、LINEグループ通話で会話をしました。
先頭のバイクから一番後方のバイクまでは、100m以内に収まった状態。
後方にいても、先頭の人の音声がしっかり聞こえました。
誰かの声だけが落ちるということもなく、全員の声がしっかり届きました
ペアリング時の音質は?
音質は、基本的には問題なく聞こえたのですが、たまに、音声が割れてしまうことがありました。
現地集合だったので、出発時は2台、帰路では3台をBluetoothでペアリング接続し、会話しました。
走行スピードの問題なのか、エリアの問題なのか、インカムの一時的な不具合なのか、原因はわからず・・・。
ただ、音割れが発生したのはわずかな時間で、基本的には快適に通話できます
バッテリーの持続時間はどうか?
日帰りツーリング(10AM〜6PM)の使用では、バッテリーは切れることなく持ちました
一応、20時間連続使用可能というのが、公式の見解。
ツーリングでは、8時間走りっぱなしではありませんでしたが、走っていた時間がほとんどでした。
ただ、念のため、充電器は持参しました。
LINE通話をするとスマホの充電も使うので、やはり持参しておくと安心。
ちなみに、音量のプラスとマイナスのボタンを同時に押すと、日本語音声でバッテリー残量を知らせてくれます。
充電はUSB接続するだけなので簡単。赤いランプが消えれば充電完了。
デメリットと注意点
マイクのスポンジが取れやすい?
走行中にマイクの位置を調整していたら、スポンジが取れて風に乗って飛んで行きました。
取れやすいようなので、注意が必要。
交換用マイクスポンジ
飛んでいってしまったので、交換用のスポンジをAmazonで購入しました。
下記の商品が、サイズもピッタリで問題なくツーリングで会話できました。
ヘルメットへの装着が面倒
おそらく、一番面倒なのが、ヘルメットへの装着。
筆者はZENITHのジェット型ヘルメットに装着していますが、苦戦しました。
ヘルメットによって構造が違うので、正解と呼べる装着方法が見当たらず、自分で判断して適当につけました。
上の写真の通り、コードが1本ぶらりとした状態で使っています。
まあ、通話できているので、大丈夫でしょう。
頭への負担が増える
このデバイスをヘルメットに取り付けることで、少し窮屈になります。
筆者は、もともと、わりとキツめのサイズを被っていたこともあり、長時間ヘルメットを被っていると、頭が痛くなってきます。
休憩をこまめにとり、ヘルメットを外して休みましょう。
防水性能について
防水性能は良い方で、雨に降られてすぐ故障する訳ではない
ある日、釣りに行った時に、ゲリラ豪雨に襲われたことがあります。
視界が非常に悪く、時速20kmくらいでしか走れないほどの強烈な土砂降りで、インカムも濡れてしまいました。
ゲリラ豪雨の1ヶ月後くらいにツーリングに行く機会があり、久々に使用してみましたが、マイクもスピーカーも特に問題なく使用できました
おわりに
FODSPORTSのM1-S Proは、コスパが良い高機能インカムです。
通常のペアリングだけでなく、LINEグループ通話なども使い、大人数での接続を楽しむことが可能。
ツーリング時、仲間と会話ができると、楽しさが倍増します!
迷ったら、M1-S Proがおすすめですよ。
遠征・ツーリングを快適にするアイテムとして、USB電源とスマホホルダーがあります。