【実釣インプレ】コスモ+M.P.S 2.4インチ 生命感で誘う名コンビ

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ボトムアップのスモラバ、コスモ。そのトレーラーをイメージして設計されたM.P.S 2.4インチ。このコンビは、生命感あふれるアクションが魅力です。

「スモラバなんて、どれも一緒だろう」と思わずに、このコンビを試してほしいと思います。

コスモ+M.P.S 2.4インチを使い、オカッパリでバスを釣ってみました。また、水槽で水中アクションの検証も行いました。

本記事では、これらの経験をもとに、コスモとM.P.S 2.4インチのインプレをご紹介します。

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コスモ 概要

ブランドボトムアップ
BOTTOMUP
ルアー名KOSMO(コスモ)
ウェイト
(ブラシガード本数)
1.3g(2本)
1.8g(3本)
2.5g(4本)
3.3g(6本)
カラー18色
税込定価715円
発売年月2020年7月上旬
ソース:ボトムアップ公式サイト(2023年6月6日時点の情報)

 

オープンウォーターからカバーまで使える、「オールインワンスモラバ」がコンセプトのスモールラバージグです。

名前の由来は、開発者の川村光大郎さんの名前。

ータローのスモラバで、コスモ

サイズ感
右:4インチグラブ

スモラバというだけあって、小さいです。

ゲーリーヤマモトの4インチグラブだと、トレーラーとしては大きすぎるなというサイズ感。

フォルム・ディテール
ボトムでも安定するヘッド形状

ヘッドは完全な球体ではなく下部が少し横長で、横に倒れにくい形状。

試しに水槽でボトムを小突いてみましたが、確かに横倒れしにくくバランス感覚が良いです。

アイが半分ヘッドに埋まったような構造。すり抜けしやすい仕様です。

1.8gは3本のブラシガード

コスモにはブラシガードが付いていますが、重さによって本数が異なります。

川村光大郎さん曰く、少し多めに付けているので、必要に応じてブラシガードを減らしてチューンすることを推奨しています。

ノガレスのフックを採用。

ワームキーパー付きでトレーラーをしっかりホールドします。

M.P.S 2.4インチ 概要

ブランドボトムアップ
BOTTOMUP
ルアー名M.P.S 2.4インチ
(エム・ピー・エス)
サイズ2.4インチ
カラー24色
税込定価693円
入数6本
発売年月2018年12月上旬
ソース:ボトムアップ公式サイト(2023年6月6日時点の情報)

イクロッチェイクの頭文字をとって、M.P.S

細かくハイピッチで震えさせて、食い気のないバスに喰わせるというコンセプトで誕生しました。

推奨リグ
  • スモラバトレーラー
  • ダウンショットリグ(マスバリ#6/オフセット#5)

KOSMOのトレーラーを想定して設計されたワームなので、KOSMOに合わせるならM.P.S 2.4インチがベストマッチでしょう。

サイズ感
4インチグラブとの比較

実際にフィールドで見かけるモエビ(スジエビ)と同じサイズ感。

小バスにとっても一口サイズです。ザリガニの子供にもイミテートしますね。

フォルム

中央に大きめの突起(ピンテール)があり、対になった足とともに細かく微振動で誘います。

ボディには大きめのクビレが二つ。シェイク時のナチュラルな動きを演出します。

水中アクション(動画)

水中での動きを観察してみました。

上の動画は、左側がコスモ2.5g+M.P.S 2.4インチ、右側がダイワスモールラバージグSS+M.P.S 2.4インチ。

特にスカートのフレア感に差があると感じます。コスモの方が、ふわっとスカートが開く感じ。

釣果データ

46cmの良型
使用ジグコスモ2.5g
トレーラーM.P.S 2.4インチ
釣れた時期3月上旬
累計釣果1匹
最大サイズ46cm
平均サイズ46cm
釣り場タイプ野池
釣り場の水質マッディ

3月上旬、各地で徐々に釣果が上がり始めた時期に、良型を釣ることができました。

おそらく、産卵前のメスだったと思われます。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル 646TLS
リールシマノ
セドナ2500S
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 6lb

原付バイクか自転車移動なので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。

1.8g〜7gまでのルアーに対応したライトバーサタイルモデルです。

リールは、シマノの入門機種。

ラインは、格安のナイロン6ポンド。プラグもワームのノーシンカーも、すべてナイロン6ポンドで使っています。

実績のあるカラー

グリッパノン+グリパン
カラー釣果
グリッパノン(コスモ)
グリーンパンプキンペッパー2(M.P.S 2.4)
1匹

マッディウォーターに強いグリパン系カラーで合わせました。

ルアーアクション

水門にゆっくりと垂らし、ボトムに着底させずに、中層で上下にシェイクしました。

レンジは、おそらく水深40-50cm。

マイクロピッチシェイクと呼べるような細かいシェイクはせず、あくまで上下に動かすイメージでした。

3-4回上下にチョンチョンと動かしたところでバイトが。

水門は一級ポイント

ポイントに到着して1投目でした。

やはり、気配を消して相手に気づかれないように近づき、警戒心が緩んでいる時に攻めるのが有効だと再確認しました。

使ってみて感じたこと

セッティングは簡単

コスモにM.P.S 2.4インチをセットするのは簡単です。。

M.P.S 2.4の大きなリブが目印となっているので、ここからコスモのフックを出すイメージでセッティングすればOK。

筆者は下手くそなので少しズレてしまいましたが、やはり目印があるのとないのとでは難易度が違います。

コスモとM.P.S 2.4インチはセットで使用するのがおすすめ。

ふわっとしたフレア

コスモは、スカートがフワっとフレアした状態が特徴的。

このフレア感を崩さないように、コスモはボックス型のパッケージで売られていると、川村光大郎さんが公式の解説動画で話していました。

この良さげなフレア感は、パッケージから出した後も、水中でも持続します。

スモラバは名前の通り小さいわけですが、それでもこのフレアでアピールは可能です。

スカートの開閉で生命感がある

フォール時

良さげなフレア感の正体は、スカートが開閉する点だと思います。

例えばフォール時は、水の抵抗を受けてスカートが閉じますが、着底後や中層シェイク時には、スカートがふわっと開いて生命感がある印象を受けます。

中層シェイク時

上の動画では、ダイワのスモラバと比較していますが、ダイワの方は最初からスカートが開いた設計で、開いたまま動いている感じです。開閉はしていません。

ボトムでの姿勢バランスが良い

水槽で何度もボトムを小突いて気づきましたが、ダイワのスモラバと比べ、フックが上向きで横倒れせずにキレイな姿勢を保ちました。

ボトムでのアクションも得意です。

ラインを結びにくい

これは、デメリット。

アイがヘッドに少し埋まっているような構造で、さらにブラシガードもあるので、ラインを結びにくいです。

ただ、この構造のおかげで、すり抜け性能は高くなっています。

45アップでも見切らせない

コスモ+M.P.S 2.4コンビでの初バスは、46cmの良型でしたが、見切られずに釣ることができました。

生命感あふれるアクションに誘われてバイトしたのかもしれません。

ルアーを見切りやすい大型の個体にも効果的ということが実証されました。

おわりに

スモラバにも様々ありますが、コスモは川村光大郎さんのこだわりが詰まった優秀なアイテムです。

同じスモラバでも、製品によって確実にアクションに差があります。

少し高い気もしますが、それだけの価値はあると思いますし、生命感あるアクションで良い釣果をもたらしてくれるでしょう。

トレーラーはやはり、専用と言ってもいいM.P.S 2.4インチがおすすめ。このコンビで良型を狙えます。

「スモラバなんてどれも同じだろう」という先入観を取り払ってくれたコスモ。個人的におすすめしたいアイテムです。

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