ジャッカルのソウルシャッド。シャッドの定番と言われることもあるほど、有名で人気のルアーです。
最小サイズの45SPでバスを釣ってみましたので、使ってみた所感、使い方・釣り方などをご紹介します。
*ソウルシャッドにはいくつかのサイズがありますが、45に絞ってお伝えしていきます。
ソウルシャッド45SP 概要

基本情報
ブランド | ジャッカル (JACKALL) |
ルアー名 | ソウルシャッド45SP (SOUL SHAD 45SP) |
サイズ | 45mm |
重さ | 2.7g |
タイプ | サスペンド |
潜行深度 | 1m |
採用フック | トレブルRB-M (がまかつ) |
フックサイズ | 前後#12 |
定価(税込) | 1,661円 |
サイズ感

細身の4.5cmボディ。
ベイトフィッシュの稚魚といった感じでしょうか。

ダイワのスティーズシャッド54と比べても、一回り小さいコンパクトボディ。
フォルム(形状)

オイカワやタモロコの稚魚を連想させるフォルム。
様々な魚の稚魚にイミテート可能でしょう。
リップ

ボディに対しては大きめのリップ。
1mの潜水を実現します。
釣果データ

使用ルアー | ソウルシャッド45SP |
釣れた時期 | 7月 |
累計釣果 | 2匹 |
最大サイズ | 27cm |
平均サイズ | 約19cm |
釣り場のタイプ | 小河川 |
釣り場の水質 | ステイン〜マッディ |
ソウルシャッドの初フィッシュは、冗談みたいなサイズが釣れたのですが、しっかりとリアフックが口に掛かっていたので無視できず、釣果にカウントしました(笑)。

「こんなんじゃ帰れねえ〜」と思っていたのですが、わずか10分後に太めのが釣れたのでよかったです。
長さはないけどブリブリの良いバスでした。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS Xナイロン 6lb |
45SPは2.7gなので、スピニングタックルでないと厳しいですね。
近年流行っているベイトフィネスタックルなら大丈夫かもしれません。
ロッドはバイク移動だったのでテレスコロッドを使用しました。

実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
POLチギル | 2匹 |
ブルーギル系のカラーですが、パッと見、オイカワの婚姻色にも見えますね。
フィールドを選ばずに使えそうなカラー。
ルアーアクション

ただ巻き。巻く速度は、やや速め。リアクションバイト狙いです。
釣れたポイント・レンジ

釣れたのは、水門まわり。窪んでいて水深があるポイント。
このポイントで何度も釣った実績があり、水底に潜んでいる個体がいると知っていました。
ここは水深1m程度。おそらく底スレスレの水深80cmあたりを通過中にヒットしたと思われます。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
安定した泳ぎ

2.7gと軽量でボディはコンパクト。リップは大きめで1m潜る。こんなスペックですが、速めに巻いても、しっかりと安定した泳ぎを披露してくれます。
タイトにキビキビと泳ぎ、ブレることなく真っ直ぐ、想定したラインを巻いていくことが可能。
タフコンディションで使える

真夏、ピーカン、風ほぼ無し、まだマズメ時ではない時間帯。これといってプラスの要素はなく、タフな状況でした。
クランクベイトだと強すぎる気がするし、ミノーだと潜行深度が足りないと思い、ソウルシャッド45SPを投げたところ、太った良い魚をゲット。
45SPのサイズ感が活きた出来事だったと感じました。
高水温期は速巻きでリアクション狙い

シャッドは、低水温期なら、遅めに巻いたり、ストップ&ゴーなどで釣るのが一般的。
高水温期なら、速めに巻いて見切らせないようにし、リアクションバイトを狙えるでしょう。
今回、水門まわりの水深のあるポイントで釣れた訳ですが、水底でジっとしていたところ、頭上をシャーっと泳いできたソウルシャッドに対し、リアクション気味にバイトしたと推測しています。
その他
ナイロン6lbで投げたところ、おおよそ80cmくらい潜り、止めると、プカーっとゆっくり浮いてきました。
低水温期に使うのであれば、ラインをかえるか、シャッドのサイズアップをするか、対応が必要となりそう。
おわりに
ジャッカルのソウルシャッド45SP、実は、購入したものの出番がなかなか回ってこず、2年くらい自宅で寝かせたままでした。
真夏、タフコンディションが続いていたので、速巻きで使ってみたところ、なかなか釣りごたえのあるガタイの良いのが釣れました。
シャッドは低水温期に出番の多いイメージですが、高水温期のタフコンディションでも出番はあるでしょう。
今後は、低水温期に、スローに誘う使い方にも挑戦したいと思っています。