ジャッカルのソウルシャッド。シャッドの定番と言われることもあるほど、有名で人気のルアーです。
最小サイズの45SPでバスを釣ってみましたので、使ってみた所感、使い方・釣り方などをご紹介します。
*ソウルシャッドのサイズは、45/52/58/62/68がありますが、45に絞ってお伝えしていきます。
ソウルシャッド45SP概要

基本情報
メーカー/ブランド | ジャッカル (JACKALL) |
ルアー名 | ソウルシャッド45SP (SOUL SHAD 45SP) |
サイズ/長さ | 45mm |
重さ | 2.7g |
タイプ | サスペンド |
潜行深度 | 1m |
採用フック | トレブルRB-M (がまかつ) |
フックサイズ | 前後#12 |
定価(税込) | 1,661円 |
サイズ感

細身の4.5cmボディ。ベイトフィッシュの稚魚といった感じでしょうか。

ダイワのスティーズシャッド54と比べても、一回り小さいコンパクトボディ。
フォルム(形状)

オイカワやタモロコの稚魚を連想させるフォルム。様々な魚の稚魚にイミテート可能でしょう。
リップ

ボディに対しては大きめのリップ。1mの潜水を実現します。
使い方・釣り方
釣果データ
日にち | 時間 | 天気 | 風速 (m/s) | 表水温 (℃) | 魚のサイズ (cm) | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアーカラー | アクション |
2022/7/8 | 16:35 | 晴 | 1m | 26.4℃ | 10 cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 1m | POLチギル | ただ巻き(やや速め) |
2022/7/8 | 16:45 | 晴 | 1m | 25.8℃ | 27 cm | 河川A(小) | 濁っている | 水門まわり | 1m | POLチギル | ただ巻き(やや速め) |

ソウルシャッドの初フィッシュは、冗談みたいなサイズが釣れたのですが、しっかりとリアフックが口に掛かっていたので無視できず、釣果にカウントしました(笑)。

「こんなんじゃ帰れねえ〜」と思っていたのですが、わずか10分後にキーパーサイズが釣れたのでよかったです。長さはないけどブリブリの良いバスでした。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS Xナイロン 6lb |
45SPは2.7gなので、スピニングタックルでないと厳しいですね。
ロッドはバイク移動だったのでテレスコロッドを使用(テレスコロッドの記事はこちら)。
使用したフィールド

釣り場タイプ | 河川 |
規模 | 小 |
水質 | 茶系の濁り (時期により変動) |
主なベイト | オイカワ、タモロコ、他 |
特徴 | 変化に乏しい 障害物少なめ |
プレッシャー | 高め |
関東の田園地帯にある小規模河川。
小魚が非常に多いためか、釣れるバスは小さくてもブリブリに太っています。
実績のあるルアーカラー

カラー | 釣果 |
POLチギル | 2匹 |
ブルーギル系のカラーですが、パッと見、オイカワの婚姻色にも見えますね。
フィールドを選ばずに使えそうなカラー。
ルアーアクション

ただ巻き。巻く速度は、やや速め。リアクションバイト狙いです。
釣れたポイント・レンジ

釣れたのは、水門まわり。窪んでいて水深があるポイント。
このポイントで何度も釣った実績があったので、水底に潜んでいる個体がいると予測しました。
ここは水深1m程度。おそらく底スレスレの水深80cmあたりを通過中にヒットしたと思われます。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
その1:安定した泳ぎ

2.7gと軽量でボディはコンパクト。リップは大きめで1m潜る。こんなスペックですが、速めに巻いても、しっかりと安定した泳ぎを披露してくれます。
タイトにキビキビと泳ぎ、ブレることなく真っ直ぐ、想定したラインを巻いていくことが可能。
その2:タフコンディションで使える

真夏、ピーカン、風ほぼ無し、まだマズメ時ではない時間帯。これといってプラスの要素はなく、タフな状況でした。
クランクベイトだと強すぎる気がするし、ミノーだと潜行深度が足りないと思い、ソウルシャッド45SPを投げたところ、太った良い魚をゲット。
45SPのサイズ感が活きた出来事だったと感じました。
その3:高水温期は速巻きでリアクション狙い

シャッドは、低水温期なら、遅めに巻いたり、ストップ&ゴーなどで釣るのが一般的。
高水温期なら、速めに巻いて見切らせないようにし、リアクションバイトを狙えるでしょう。
今回、水門まわりの水深のあるポイントで釣れた訳ですが、水底でジっとしていたところ、頭上をシャーっと泳いできたソウルシャッドに対し、リアクション気味にバイトしたと推測しています。
その他
ナイロン6lbで投げたところ、おおよそ80cmくらい潜り、止めると、プカーっとゆっくり浮いてきました。
低水温期に使うのであれば、ラインをかえるか、シャッドのサイズアップをするか、対応が必要となりそう。
おわりに
ジャッカルのソウルシャッド45SP、実は、購入したものの出番がなかなか回ってこず、2年くらい自宅で寝かせたままでした。
真夏、タフコンディションが続いていたので、速巻きで使ってみたところ、なかなか釣りごたえのあるガタイの良いのが釣れました。
シャッドは低水温期に出番の多いイメージですが、高水温期のタフコンディションでも出番はあるでしょう。
今後は、低水温期に、スローに誘う使い方にも挑戦したいと思っています。その際は、本記事に追記します。