プラグを投げる時に厄介なのが、根掛かりです。ロストを恐れてワームばかりの釣りでは物足りません。
ダイワのルアー回収機「ルアーキャッチャー」は、オカッパリの必需品。これを使えば、高確率で根掛かりしたルアーを回収できます。
ルアーキャッチャーには、2種類ありますが、「ヘビーウェイト」の方を1年以上使ってみて感じたメリット・デメリット、所感などをご紹介します。
ルアーキャッチャー概要

商品名 | ルアーキャッチャー | ルアーキャッチャー ヘビーウェイト |
メーカー/ブランド | ダイワ | ダイワ |
ウェイト重量 | 約100g | 約120g |
ロープの長さ | 約15m | 約15m |
メーカー希望本体価格 | オープン価格 | オープン価格 |
JANコード | 704984 | 038515 |
備考 | プラグ専用 | プラグ専用 |
実勢価格

Amazon 実勢価格 | |
ルアーキャッチャー | 2209円〜 |
ルアーキャッチャー ヘビーウェイト | 2,420円〜 |
少し高めのプラグ1個分の値段ですね。
サイズ感

黒いリールの直径が約9cmです。
重さ

ウェイト以外も含めた全体の重さは約250g。
使い方
動画
下の動画で、実際に回収した時の様子を紹介しています。ぜひご覧ください。
補足

動画内でリング2ヶ所にラインを通すと言っていますが、上の写真の通り、ウェイト部分にリングが二つ付いていますので、こちらに通します。
収納するなら100均のメッシュケースがおすすめ

使用後はどうしても濡れてしまいます。通気性の良いメッシュケースに入れるのがおすすめ。100円ショップで売っています。
デメリットと注意点
- プラグ専用でスピナーベイトやワームには使えない
- ラインが細いとウェイトの重みでラインが切れることがある
- 根掛かりポイントが遠いと回収が困難
- 重くてオカッパリのランガンでは負担
- バッグの中でけっこうスペースをとる
- ヒモにフックが刺さり劣化する
まとめると上記の通り。下記、補足です。
補足説明
ベイトタックルなら安心して使える

筆者の場合、ベイトタックルであれば、12lb以上を使うので、ルアーキャッチャーヘビーウェイトを使ってもラインが切れることはありません。
以前、スピニングの6lbで使ったところ、ウェイトの重みに耐えきれずにラインが切れてしまい、シャッドをロストしました。
15m以内で特に有効

あまり遠いとウェイトを到達させられず、回収が困難。経験上、15m程度までなら回収率が高いです。
そのため、ビッグベイトなど高価なプラグは遠投しません。
オカッパリのランガンでは邪魔

少しでも身軽にして動きまわりたいオカッパリのランガンでは、けっこう邪魔です。バッグのスペースも取られるし、重くて負担になります。
フックがヒモに刺さって劣化

基本的には、チェーン(鎖)部分にフックを絡ませて回収されるよう設計されていますが、たまに、白いヒモ部分にフックが突き刺さり、回収されることがあります。

ヒモに刺さると、なかなか外れないので、思い切りプライヤーでぶち抜くことになり、結果として、ヒモがほつれて劣化してしまいます。いつかヒモが切れるんじゃないかという不安はあります。
メリット
- 使用時の回収率は7〜8割くらい
- 3回ほど回収すれば元が取れる
- 根掛かりを恐れない攻めの釣りが可能

筆者は9cmくらいのミノーからビッグベイトまで何度も回収してきました。2,500円ほどで購入しましたが、数万円分のルアーを回収できています。

特にビッグベイトのロストは怖いですが、ルアーキャッチャーが届く距離を意識しながら、攻めの釣りを展開でき、釣果にも繋がっています。
おわりに
2,200〜2,500円程度の投資が必要ですが、1年以上で数万円分のルアーを回収できています。
重くて邪魔なのは事実ですが、それでもあったほうが良いと思えるお役立ちアイテムです。
ぜひお試しください。
参考記事
スピニングタックルで投げた小型プラグの回収方法なども解説した関連記事です。よろしければご覧ください。