プラグを投げている時に厄介なのが、根掛かり。
かといって、ロストを恐れてワームばかりの釣りでは物足りません。
そんな時は、ダイワのルアー回収機「ルアーキャッチャー」の出番。
これを使えば、近距離で根掛かりしたルアーなら高確率で回収できます。
本記事では、ルアーキャッチャー(ヘビーウウエイト)を3年近く使ってきた筆者が、使用方法、使い勝手、メリット・デメリットをお伝えします。
*ヘビーウエイトの使用経験をベースに書いています
ルアーキャッチャー 概要
アイテム | ロープ巻きカラー | ウェイト重さ | メーカー希望本体価格 |
ルアーキャッチャーヘビーウエイト | グレー | 約120g | 3,700円 |
ルアーキャッチャー | グレー | 約100g | 3,400円 |
ルアーキャッチャーヘビーウエイト収納バッグ付き | グリーン | 約120g | 5,680円 |
ルアーキャッチャー収納バッグ付き | グリーン | 約100g | 5,450円 |
上の表は、最新のルアーキャッチャーシリーズ。
2023年になり、収納バッグ付きの商品がラインナップに加わり、本体カラーはブラックからグレーとグリーンに変わりました。
サイズ感
リール部分の直径 | 約9cm |
リール部分の厚み | 約3cm |
実際には、ツインアームが少しはみ出しているので、そこそこのサイズとなり、バッグの中でけっこうスペースを取ってしまいます。
全体の重さ
アイテム | 全体の重さ | ウエイトの重さ |
ルアーキャッチャー | 約230g | 約100g |
ルアーキャッチャーヘビーウエイト | 約250g | 約120g |
リール一個分くらいの重さがあります。
使い方(実演動画)
上の動画で、実際に回収した時の様子を紹介しています。ぜひご覧ください。
補足
動画内でリング2ヶ所にラインを通すと言っていますが、上の写真の通り、ウェイト部分にリングが二つ付いていますので、こちらに通します。
収納するなら100均のメッシュケースがおすすめ
使用後はどうしても濡れてしまいます。通気性の良いメッシュケースに入れるのがおすすめ。100円ショップで売っています。
デメリットと注意点
- プラグ専用でスピナーベイトやワームには使えない
- ラインが細いとウェイトの重みでラインが切れることがある
- 根掛かりポイントが遠いと回収が困難
- 重くてオカッパリのランガンでは負担
- バッグの中でけっこうスペースをとる
- ヒモにフックが刺さりヒモが劣化する
まとめると上記の通り。
下記、補足です。
12ポンド以上のラインで使いやすい
以前、スピニングの6ポンドで使ったところ、ウェイトの重みに耐えきれずにラインが切れてしまい、シャッドをロストしました。
一方で、ベイトタックルでは12ポンド以上を使っており、こちらはラインが切れることなく使えています。
15m以内で特に有効
根掛かりしたポイントが遠いとウェイトを到達させられず、回収が困難。
そのため、ビッグベイトなど高価なプラグは遠投しません。
オカッパリのランガンでは邪魔
少しでも身軽にして動きまわりたいオカッパリのランガンでは、けっこう邪魔です。
バッグのスペースも取られるし、重くて負担になります。
フックがヒモに刺さって劣化
基本的には、チェーン(鎖)部分にフックを絡ませて回収されるよう設計されていますが、たまに、白いヒモ部分にフックが突き刺さり、回収されることがあります。
ヒモに刺さると、なかなか外れないので、思い切りプライヤーでぶち抜くことになり、結果として、ヒモがほつれて劣化してしまいます。
いつかヒモが切れるんじゃないかという不安はあります。
メリット
回収率は7〜8割くらい
自分が立っているポイントから15m以内であれば、回収率は7〜8割程度。
回収率は高い方だと思います。
3回ほど回収すれば元が取れる
プラグが1個あたり1,500円と計算すれば、3回使えば4,500円分を救出可能。
3回使って壊れるということはないので、確実に元は取れます。
筆者は数万円分のルアーを救ってきたので、買ってよかったと思っています。
根掛かりを恐れない攻めの釣りが可能
特にビッグベイト等の高価なルアーは、ロストしたくないですよね。
ルアーキャッチャーが届く距離を意識しながら、攻めの釣りを展開でき、釣果にも繋がっています。
おわりに
2,500円程度の投資が必要ですが、1年以上で数万円分のルアーを回収できました。
重くて邪魔なのは事実ですが、それでもあったほうが良いと思えるお役立ちアイテムです。
高価なプラグをロストしたくない人には、オススメ。
オカッパリで使っていて便利だと感じたアイテムを下記にまとめています。