スーパーカブのリアキャリアに載せるホムセン箱。
代名詞的な存在が、「アイリスオーヤマのRVボックス(密閉鍵付き)」。
このボックスには荷締めベルトを通す穴が空いており、ベルト2本があれば誰でも簡単に固定可能。
本記事では、スーパーカブ110(JA07)の純正リアキャリアに、「アイリスオーヤマのRVボックス(密閉カギ付き)」を固定する方法をご紹介します。
ベルト2本を使った一番簡単・ラクな方法で、ボルト固定をするまでの仮の固定にもおすすめの方法です。
特に、下記に当てはまる方にオススメ。
- なるべく簡単に固定したい
- なるべくお金をかけずに固定したい
- 電動工具を持っていない
- ボックスに穴を開けたくない
- ボックスは取り外しできた方が良い
- ボルト固定するまでの仮固定をしたい
用意するもの
- アイリスオーヤマRVボックス(密閉カギ付き)
- 荷締めベルト(2m)×2本
以上です。
アイリスオーヤマ RVボックス(密閉カギ付き)
カブに乗せるホムセン箱の代名詞的な存在、「アイリスオーヤマのRVボックス(密閉カギ付き)」。
パッキン付きなので水やホコリの侵入をシャットアウトしてくれる優れもの。
荷締めベルト
ブランド | dcm |
ベルト幅 | 25mm |
長さ | 3m |
価格 | 約700円 |
「DCM 荷締めベルト(T-2029)」で、カブのリアキャリアに固定します。
グレーの点線部分は反射素材になっており、夜に目立つ仕様。
色は派手ではないですが、少し夜の安全度UP。
長さは2mあれば十分です。
固定する手順(写真つき解説)
筆者の場合は、ボックス開閉部が後ろ向きになるよう設置し、ボックス右側から通しています。
上のベルト穴から通し、下のベルトにも同様に通します。
純正キャリアには5つの穴(隙間)があるので、交互にベルトを通します。
通す場所と順番は、上の写真を見るのが一番伝わるかと思います。
キャリアをくぐらせたベルトを、ボックスの反対側(左側)のベルト穴に通します。
まずは、下のベルト穴に通していきます。
最後に、上部のベルト穴に通します。
長さを調整するためのバックル?に通します。
ボックスがしっかり固定されるように、ベルトの長さを調整します。
筆者は、けっこう強い力でやっとカチっと接続できるくらい、キツめにしてます。ボックスが全くグラつかないくらいです。
全く同じ要領で、ベルトをもう1本通します。
これで完成。上の写真のような見た目になります。
少しわかりづらいですが、下から見るとこんな感じ↑。
上の写真は、真横から見た図。
(必要な人だけ)手順7:余ったベルトを切ってライターであぶる
余ったベルトが邪魔な場合はハサミで切って、切り口をライターであぶってもよいでしょう。
筆者はそうしました。
メリット
この固定方法で感じたメリットは下記の通り。
- 安い(ベルト2本だけ)
- はやい(慣れれば3分)
- かんたん(工具必要なし)
- 固定力を調整しやすい(ベルト調整するだけ)
- ボックスに穴を開ける必要がない
個人的に感じた一番のメリットは、
必要に応じてボックスを取り外せること
例えば、
- 長距離ツーリングに行くから身軽になりたい
- リアキャリアを掃除したい
- ボックスの掃除をしたい
- ボックスをカスタムしたい
などなど、様々な理由でボックスを取り外したい時に、簡単に取り外すことができます。
そして、取り付けもまた、簡単。
デメリット
この固定方法で感じたデメリットは下記の通り。
- 強めに固定するとボックスが歪む(変形)
- ハサミや工具があれば簡単に盗られる
- 大きめの荷物を出し入れする際にベルトが邪魔(都度外すのが面倒)
補足説明
ボックスが歪む(変形)
全くグラつかないようにガッチリと固定すると、ボックスが少し変形してしまいます。
筆者はグラつくのが嫌なので、多少変形しつつも強めに固定しています。
すると、フタが閉めづらくなりますが、少し押しながら閉じれば大丈夫です。
「安物だし、変形が続いてダメになったら他のボックスを買うか、固定方法を変えよう」と思っていましたが、なんやかんや、もう2年近くこの方法で固定してます。
変形は最小限に抑えられており、使用には全く支障がないレベルです。
おわりに
今回ご紹介した方法は、安い、早い、楽、三拍子そろった方法。
必要に応じてボックスを取り付け・取り外ししたい方にはおすすめです。
また、ボルトによる固定など、本格的な固定方法を模索している間のみ、限定的に固定する際にもおすすめ。
荷締めベルトは、幅25mmで長さ2mあれば、おそらく何でも対応可能かと思います。
ボックスに穴を開ける必要もないので、気軽にトライできますよ。
何も怖いものはなし。
品名は違うものの、仕様は同じ「ブラック/オレンジ」もあります。
ボックスにアイボルト(金具)を取り付ける方法もご紹介しています。
筆者は釣り用のランディングネットを積載したいため、加工しました。