バス釣りのオカッパリ(岸釣り)で、ロッドを2本持ち歩く際に便利なのが、ロッドホルダーです。
シマノ製ロッドホルダーをシマノ製「XEFO・タフスリングショルダーバッグ」に取り付けて、3年ほど使用した所感・使い勝手をご紹介します。
シマノ製 ロッドホルダー 概要

基本情報
ブランド | シマノ/SHIMANO |
商品名 | ロッドホルダー |
型番/品番 | BP-063S |
外寸(cm) | 8×5×25 |
カラー | ブラック/グレー |
素材 | ポリエステル |
定価 | 2,400円+税 |
筆者が購入した時期は、2020年5月。
ベージュウィードカモというカラーでした。
現在は、ブラックとグレーの2色となっているようです。
実勢価格
2023年7月5日時点、Amazonプライム価格で、グレーが2,114円、ブラックが1,658円でした。
重さ

計測結果は、約116gでした。
製造国
筆者のものは、タグに「中国製」と表記がありました。
取付は2ヶ所固定が必須

- ヨコ向きの短いベルト2本で2ヶ所固定
- タテの長いバンドをベルトホール2ヶ所に通す
上記のいずれかの方法で固定する必要があります。

パンツ(ズボン)のベルトホールや様々なタイプのバッグで試してみましたが、1ヶ所固定だと安定せず、ロッドの重みで横に傾くため、使用可能とは言えません。

ロッドを地面につけないよう、一時的に休ませておく目的であれば1ヶ所固定でもよいかもしれません。
しかし、ロッドを背負ったままランガンしたいのであれば、2ヶ所固定が必須となります。
収納可能なロッドの種類
筆者はバス釣りのオカッパリにしか使っていませんので、バスロッドを基準にお伝えします。
スピニングロッド

スピニングロッドは、バーサタイルモデルなら何の問題も無さそうです。
上の写真、ロッドは、シマノ「バスワンXT263L-2」。
ベイトロッド

太めのベイトロッドを試してみましたが、こちらも何の問題もありません。
上の写真、ロッドは、シマノ「バスワンXT1610H-2」。
ヘビークラスで、35gまでのルアーに対応したロッドです。
ビッグベイト専用ロッド

レジットデザインの「WSC68XXH-5″Big Bait Special”」をさしてみましたが、入り口で先端の丸い部分が少し突っかかるものの、問題なく入りました。

ビッグベイト専用ロッドとなると、全てのロッドに対応できるかは怪しいところですが、一般的なブラックバス用のスピニングロッドとベイトロッドであれば、おそらく全て対応できると推測します。
3年ほど使ってみて感じたこと

- シマノ製「XEFO・タフスリングショルダーバッグ」に取り付け
- 3年ほどオカッパリ(岸釣り)で使用
この条件に基づいた所感となります。

ロッド2本携帯で釣りの幅が広がる

スピニングとベイト1本ずつを持ち歩いてランガンする方は、多いと思います。
やはり、使用していないロッドを背負いながらランガンできるのは非常に便利。
ベイトで巻物を投げつつも、ポイントによってはスピニングを使ってワームを沈ませたい、といった場面にも対応可能。
釣りの幅が広がるというのが最大のメリットでしょう。
オープンエリアでないと使用しづらい

XEFOタフスリングショルダーバッグは、斜めに背負います。
ですので、どうしてもロッドを真っ直ぐタテに背負うのが難しくなってしまい、気をつけて歩かないと、周りの障害物にぶつかってしまいます。
仮にタテに垂直に背負えたとしても、頭上に木々が生い茂っている場所だと歩きにくいでしょう。
取付可能なバッグが限られる
シマノ製品なので当然かもしれませんが、シマノ製バッグに取り付けるよう設計されている印象。
ズボンのベルトホールなどでは2ヶ所固定が難しく安定しません。
シマノ製バッグと合わせるのが無難でしょう。
自転車釣行にも便利

テレスコロッド(振り出し竿)を差したバッグを背負って、自転車を漕ぐのに便利。
片道30分程度の近場なら、このスタイルで行くのがラクです。
まとめ
- タテ・ヨコ両方向のベルトに対応
- 2ヶ所固定が必須
- 一般的なバスロッドであればだいたい全て収納可能
- オープンエリアでないと使いづらい
- 取り付けはシマノ製バッグのみと考えた方が無難
- 自転車釣行にも便利(テレスコロッドの場合)
おわりに
シマノのロッドホルダーは、オカッパリ釣行時にロッド2本でランガンするのに便利なアイテムです。
しかしながら、実用的なレベルで使用・取付が可能なのは一部のバッグに限られるため、シマノ製のバッグと合わせるのが無難かと思います。
シマノ製のバッグを使っている方、または購入予定の方は、二ヶ所固定が可能かどうかを事前によく確認することをおすすめします。
