スーパーカブの機動力を生かした釣行は楽しいもの。
一方で、釣具の積載・運搬に関しては、クルマと比べると課題が多いのも事実です。
しかしながら、極論、ロープ1本あればなんとかなってしまいます。
本記事では、スーパーカブに標準装備されている、純正リアキャリアに釣具を積載する方法をご紹介します。
*バス釣りのオカッパリ(岸釣り)の装備を積載する例をご紹介します。
リアキャリアのサイズ

約33cm×約30cm
これだけ大型のリアキャリアが標準装備されているバイクは、スーパーカブ以外にはないでしょう。
釣具の積載に、このリアキャリアを使わない手はありません。
釣具はコンパクトに
大型リアキャリアがあるとはいえ、クルマのようにサイズを気にせずドカっと積載はできません。
筆者がリアキャリアに載せるのは3点のみ。
- ランディングネット
- 釣り用バッグ
- テレスコロッド
下記で少し詳しくご紹介します。
ランディングネット
ランディングネットをスーパーカブに積むなら、二つ折りにできるネットを選びましょう。
スーパートリックスターネット

ジャクソンの「スーパートリックスターネット」は、バス釣りのおかっぱりアングラーに大人気。

スーパーカブに積載するなら、オプションパーツの「ランガンジョイント」が必須です。

コレを使うと、上の写真のように二つ折りにできるので、カブのキャリアで積載可能となり便利に。

オールインワンミニ

プロックスの「オールインワンミニ」なら、二つ折りにできるジョイントパーツが標準装備されています。

釣り用バッグ


ブランド | バッグ名 |
シマノ | XEFOタフスリングショルダーバッグ |
アブガルシア | ランガンメッセンジャーバッグ2 |
上記のような、ショルダータイプでもメッセンジャーバッグでも、問題なく積載できます。
大型リアキャリア様様ですね。
おそらくほとんどの釣り用バッグに対応するでしょう。


テレスコロッド(振り出し竿)

一番悩ましいのが、ロッドの積載です。
筆者の結論は、テレスコロッド(振り出し竿)を使うことでした。
2ピースロッドの積載も考えましたが、なかなか良い方法が見つかりませんでした。
また、「ロッドを露出したままバイクで走行する」というのが、どうしても怖かったのです。
おそらく、木の枝に引っ掛けたり、どこかにぶつけて折ってしまうだろうと思ったので、テレスコロッドに落ち着きました。
テレスコロッドの使い勝手などは、下記の記事にまとめています。

リアキャリアへの積載方法
シンプルですが、カブの純正リアキャリアへの積載方法・手順をご紹介します。

二つ折りにした状態のランディングネットを載せます。

筆者は自転車用の伸縮性のあるロープを使っていますが、特に問題なし。
近所の自転車屋さんに売っていた200円程度のものです。


最後に、ロッドをロープに差し込みます。
なるべくロープの内と外を縫うように絡ませて、固定します。

出発前に必ず、しっかり固定されているか確認します。
バッグとロッドを背負っても可

自分で背負うもの | ショルダーバッグ ロッドホルダー テレスコロッド |
リアキャリアに載せるもの | ランディングネット |
近場なら上記のスタイルが楽です。

自分で背負うもの | 釣り用バッグ |
リアキャリアに載せるもの | テレスコロッド ランディングネット |
バッグにロッドホルダーが付いていない場合は、上記の方法でもOK。
おわりに
スーパーカブなら、リアキャリアに全て積み込んで釣りに行くことが可能です。
一番の課題であるロッドとランディングネットについては、テレスコロッドと折りたたみ式ネットを使うことで克服可能。
特に、「テレスコロッドを使うことに抵抗がない」というのがポイントだと感じます。
テレスコロッドを受け入れることができれば、スーパーカブ釣行を楽しめることでしょう。
ホムセン箱の取り付けがおすすめ
少し投資が必要ですが、ホムセン箱を取り付けた方が便利です。
デメリットもありますが、荷物の収納・運搬の面ではメリットが多いです。
